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根管治療

歯の神経や血管など(歯髄)が通っている根っこを根管といいます。

 

進行した虫歯などで歯髄に炎症や感染を起こした時、そのまま放置することで、歯ぐきが腫れたり、場合によっては、リンパを通じて全身に症状がでる場合があります。

根管治療は、根管の修復をおこなう治療です。歯髄を除去し、根管を清潔にし、代わりに詰め物をし根管内を無菌化することで、再感染等を防ぐ治療目的でおこないます。

治療の期間について

根管治療は、歯の根っこの部分の治療ですので、大変細かい作業と時間がかかります。早い方は数回で終了しますが、歯の形状や根の数、症状の度合いによって、長い場合は、数ヶ月、それ以上かかることもあります。

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  1. 細菌が残っている:根管の形は複雑で、枝分かれやカーブがあると器具が届かず細菌が取りきれないことがあります。→根管治療
  2. 新たに細菌が侵入した:詰め物や被せ物が合わなくなったり、虫歯ができたり、歯にヒビが入ったりすると、そこから新たに細菌が入り込みます。これらの場合は、細菌の刺激で根の先端付近に炎症が起こり、痛みが生じます。→根管治療
  3. 歯髄が残っている:根管は非常に細く、その数や位置は人によってまちまちです。そのため、発見が難しかったり、器具が先端まで十分に入らなかったりすることがあります。→根管治療
  4. 歯が割れている:根管治療後は歯に栄養が行き渡らなくなるため、強度が弱くなります。よって歯が割れやすくなります。ヒビに感染が生じると、周囲の顎の骨に炎症が起きます。→抜歯

(参考:東京医科歯科大学歯科同窓会リーフレット 根尖性歯周炎)

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